いよいよインフルエンザの流行が本格化してきました。
最強の予防は家から出ない事!!ですが、そうも言ってられませんから、しっかり対策していきましょう!
手洗い・うがいだけでは防ぎきれないことはよく言われてることですが、この時期にインフルエンザが流行するのは日本の冬が「低温・低湿」だからです。
ウイルスは寒くて乾燥した環境を好むので、おのずと一番の対策は空間を暖かくして湿度を上げることになります。
気温の快適な値は個人差があると思いますが、湿度に関しては40%を切るとウイルスが活動的になり増殖すること、反対に50%を越えると激減することが分かっています。
ただ湿度も上がりすぎるとカビ菌が繁殖したり、夏場がそうであるように身体が疲れやすくなってしまいます。そのため一般的には湿度は45~60%に留めるのが良いとされています。
加湿器があれば大抵のものには湿度計も付いていますが、無い場合には高価なものではないのでぜひ温湿度計を購入してチェックされることをお勧めします。
当院でももちろん温度と湿度はきちんと管理しております!!
私見ではありますが「気温22℃の湿度55%」が安全かつ快適に過ごして頂けると考え設定しておりますが、暑さ寒さのご要望があれば対応いたしますので遠慮なくおっしゃってください。
このようにご自宅の環境は気をつけることが出来てもオフィスや外出先ではなかなか難しいと思います。
予防策としてマスクがありますが、それよりも飲み物を常備してちょびちょび水分補給するようにしてください。
喉の粘膜を潤しておくことでウイルスの侵入を防ぐことができます。たまにうがいをするよりもその方が断然効果的です。
飲み物はできれば緑茶が良いですね!!
緑茶はぬるめの湯で淹れると甘みがでて美味しいですが、ウイルス対策としてはぜひ80℃で淹れてください。渋み(カテキン)がたくさん出るのでより効果的です(器に移すたびに10℃下がるので熱湯を二度移せば大体80℃になりますよ)。
昔からカテキン(勝て菌に)と言われるほどお茶のカテキンはバイ菌をやっつけるだけでなく、ウイルスにも効果があることが分かっています。最近の話題では、インフルエンザに関して紅茶がとても効果的だということが分かったそうですね。
また一方で、根本的なことですが大切なのはたっぷりの栄養と睡眠です。免疫を高めておくことがあらゆる外敵への最大の防御になってくれます。
手前味噌になりますが整体で身体を整えておくことも免疫力を最大限高めるためにとても重要な役割を果たします。毎年この時期は受験生の皆さんにも多くご利用いただきます。
コンピューターと同じでメンテナンスしてあげれば処理能力も上がります。とくに痛み等がなくても受けておくと良いですね。
寒くて嫌だという方も多い季節ですが、
If winter comes, can spring be far behind.
(冬来たりなば春遠からじ)
活動の季節にそなえて今は体力をしっかり蓄えておきましょう^^