沖縄から流行の兆しがある麻疹(はしか)ですが、空気感染するということは感染者とすれ違っただけでもうつってしまうわけですから大変恐ろしいです。インフルエンザなどと異なり予防接種によってほぼ確実に防げる病気ですが、一回では抗体が定着しない場合もあるので、二回の接種が推奨されています。
しかし、今28~40歳くらいの方は国の方針の違いで一度しか摂取してないので注意が必要とのことです。
ちなみに、それ以前の世代はほとんどの方が予防接種されていない代わりに幼少期に罹患し、抗体を獲得しているようです。
ただ、全年齢に言えるのは予防接種の受け忘れも少なからずあり、また人によっては抗体を獲得できてない場合もありますのでどなたも一度記録を確認された方がいいかもしれません。
特に気をつけなければならないのは妊娠中や妊活中のご夫婦です。妊娠中に麻疹(はしか)や風疹(ふうしん)にかかりますと、流産のリスクやお腹の赤ちゃんも感染してしまい先天性の問題を抱える可能性も出てきますので、この機会に麻疹とともに風疹も前もってチェックしておきましょう。注射一本で救える命ですから。
横浜市では「妊娠を希望される女性とそのパートナーの方」の風しん抗体検査を無料で実施しています(麻疹は別料金)。またワクチン接種を安価で受けることもできます。
私も一度しか予防接種していない谷間の世代ですので先日検査してきました!
結果、抗体はあったのですが十分ではないとのことでMRワクチン(麻しん風しん混合)を打つことに。幼少期に一度摂取しただけでは経年変化で不十分になることが多いようです。
上記の制度を利用できる神奈川区の医院一覧です。ご参考までに。
ワクチンが品薄のようですのでご利用の際は各医院までご確認ください。