今日は六角橋中学校でも体育祭があったようですね!!
梅雨が迫っていますが、スポーツするには丁度いい季節がやってきました。今回はスポーツに役立つ情報をお伝えします。
競技にかかわらずスポーツをする上で、身体の中心軸を意識して動くことの重要性はよく知られています。
駒がくるくる回るイメージですね。より強い回転を生むには中心が真ん中にないとグラグラしてしまいます。
身体の中心に一本柱を通すように軸ができると、ボディーバランスが安定して脱力することができます。
大きな力を出すためにはいかに力を抜けるか、という感覚はスポーツされるならよくお分かりになると思います。身体に余分な力が入っていると関節の可動域は減少して、結果的にパワーや敏捷性は失われます。また無駄にパワーを消費して疲れやすくもなります。
ストレッチをする際に呼吸を止めた状態と息を吐いた状態で身体の伸び具合を比べてもらうと一目瞭然でしょう。
日常生活においても軸ができていると姿勢が良くなり、余分な力が入らないため肩こりなども減らせます。
力を抜くには(軸を作るには)身体を支える筋肉が重要ですが、身体バランスも取れていなければなりません。
例えですが、片足立ちの状態だったり船の上など不安定な場所にいると想像してください。
脱力して動けるでしょうか?、、、おそらく通常よりも力がはいってしまうと思います。
このように身体バランスが悪いと体はグラグラと不安定な状態にさらされます。見た目にはわからないレベルでも、それを補正するために身体には絶えず無駄な力が入り続け(これが実は筋肉のコリです)、結果としてスムーズな動きができません。
体幹を鍛えてるのになかなか結果に結びつかない、身体の”キレ”が悪くなったと感じる方は整体でメンテナンスしてみることをオススメします。
特に体重を一番下で支える「足首」に問題があることが多いですが、バランスが悪いままで身体を鍛えても効果が出づらい場合があります。加えて、なんとかしようと筋力強化に偏り過ぎることでむしろ関節の動きが悪くなり余計にパフォーマンスが落ちることすらあるのです。
最後に話は変わりますが、「運動はどのくらいすればよいのか」と質問されることがよくあります。
答えは目的によります。スポーツ選手は別として、一般の方で毎日の「健康維持」が目的であれば大体ご自身の限界値の半分くらいを目安にとお伝えしています。2時間歩くとしんどくなってしまうのであれば半分の1時間するとか、スクワット50回するとどこか痛くなってしまうなら20~30回ぐらいにする、というのが「健康には」いいですね。強度はあせらず上げていってください。
またエアロビやテニスなど、汗だくになってハーハー息切れするような運動は身体に活性酸素が大量に発生して健康を害する結果になる場合があります。それを防ぐためには十分な栄養摂取が重要です。食べすぎは逆効果ですが。運動前後は回復するためのアミノ酸やビタミン、ミネラルを必ずバランスよく摂取するようにして、健康で末永くスポーツを楽しんでください。