肩や腰など症状が全身に広がる前に早めの対処が肝心です。
分かりやすい目安として足の親指が本来の軸から小指側へ15°以上曲がると外反母趾と判断されます。もし角度が正常範囲内であっても、指の付け根に痛みがあったりタコができやすくなっている場合は、何かしらの足のトラブルが始まっていると考えられますので、できる限り早めの治療が望ましいです。
写真の方は35°くらいですが、40°を越えると重度と診断され、悪化すると足の親指と人差し指が重なってしまうこともあります。 基本的に外反母趾は進行性の症状で放っておけば悪化していきます。また、足が不安定になることで全身の様々な症状を引き起こす要因にもなります。すでに痛みがある場合は早急に取り、まずは進行を防ぐことを第一目標とします。
初回の施術は45分程かかります。足の問題は足だけで起こってくるわけではありませんので必ず全身調整も行います。痛みの軽減は一度の施術で可能ですが、変形がひどい方はいい状態を定着させるために通院していただくことを推奨しています。その場合は程度にもよりますが平均で5~10回ぐらいの施術が必要になります。